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林克彦:はじまり
展覧会
執筆: カロンズネット編集3   
公開日: 2013年 6月 05日

 

「はじまり」と題された今回の新作展では、現在までの日本画家としてのキャリアに加え、社会的なテーマに焦点をあて、和紙と金箔の上にペン画という、日本画材を用いつつも独特の技法により、日常生活の中にあるモチーフを描いた平面作品を20点発表します。

2011年NewYork州で同性結婚を合法化とする法案が施行されたことは、日本にも「平等な婚姻のシステム」という新たな時代の空気のながれを運んできました。半歩前にある未来を可視化してゆくという芸術本来の役割として今回林が試みるのは、生活の中のモチーフをクローズアップしてゆくことにより、背後にある「同性婚」が世界の中で始まったことを具現化してゆくというものです。西洋の静物画が人生哲学を示唆してきたと同様のメソッドと、日本画の様式美を融合し表現します。


全文提供:ギャラリーキッチン
会期:2013年6月19日(水)~2013年6月30日(木)
時間:13:00~20:00
休日:月
会場:ギャラリーキッチン
最終更新 2013年 6月 19日
 

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