TORARY展:香しきガソリンと風防 |
展覧会 |
執筆: 記事中参照 |
公開日: 2012年 3月 25日 |
バァァッキー! これは2004年結成からの8年間で、街頭で芸術活動を続け勃発した数々のアクシデントの一例である。アートの為の守られた場所、美術館やギャラリーから飛び出すと、表現場所を確保するまでの一筋縄では行かぬプロセスが立ちはだかるのだ。TORARY PROJECTは、行政から許可を受けてない(ゲリラでの)路上を軸とする集団である。それは、公共の場に積極的に侵入し干渉し、そこに介在する時間・空間・人・物・行為・をまるごと素材として機能させることである。パブリックアートやアースワークやランドアート、グラフティーにいたるまで様々な実験が路上で繰り返されてきたが、最終的にビジネスや行政権力と接続され馴れ合いによる、魂の抜かれた表現に落ち着く事も多いように思われる。 社会を絵の具にした、街頭キャンバスに、新たな可能性はあるにちがいない。 【アーティスト(五十音順敬称略)】 2012年3月31日(土) オープニングパーティー 18:00~23:00 全文提供:TORARY PROJECT 会期:2012年3月29日(土)~2012年4月29日(日) |
最終更新 2012年 3月 29日 |