| EN |

若木くるみ:車輪の下らへん
展覧会
執筆: 記事中参照   
公開日: 2012年 1月 06日

画像提供:Gallery Jin Projects

若木くるみは、1985年に北海道に生まれました。2008年に京都市立芸術大学美術学部美術学科版画専攻卒業。現在、京都市在住。

若木は水性木版とインスタレーションによって独自の表現を模索し、早くから注目を集めてきました。第12回岡本太郎現代芸術賞(2009年)では、「アートや時代の閉塞感を打ち破るような明るさもあり、つねに「今日の芸術」を切り開こうとした岡本太郎の名にふさわしい」と評され、岡本太郎賞を受賞しました。Gallery Jin Projectsでの2回目の個展となる本展では、自身の身体を用いた鮮烈なパフォーマンスと、ぼんくらな木版画(本人談)に加えて、アスリートとしての要素が強く打ち出されています。数々のウルトラマラソンを完走してきた作家ならではの、体を張った新作です。

[作家コメント]
太郎賞を受賞してからというもの、岡本太郎ブームにのっかってずいぶん良い目にあってきました。今年は250キロマラソンに出場し、歴代女子最年少完走者の称号を手にしました。 岡本太郎におんぶにだっこのイメージを卒業して、2012年は「マラソンの人」で生き長らえようと画策中です。2013 年の目標は「 肩書きに頼らない」です。(若木くるみ)

全文提供:Gallery Jin Projects


会期:2011年12月10日(土)~2012年1月21日(土)
時間:12:00~19:00
休日:月・火曜日(冬期休廊 12月26日~1月10日)
会場:Gallery Jin Projects

最終更新 2011年 12月 10日
 

関連情報


| EN |