栗原一成 個展 :「この雨は水ですか」 |
編集部ノート |
執筆: 田中 みずき |
公開日: 2011年 12月 14日 |
画面を埋めるように描き込まれたものを観ていくと、人であったり植物のようであったりする。ぎゅうっと詰め込まれ、混沌としているなかにも、明るい色彩から感じられる可笑しみや、にじんだ輪郭線からの所在なさげな切ない雰囲気が感じられて見入ってしまう。生活のなか、どこかで観たものが、見つかった気持ちになるのも面白い。 言葉にしないままでいて、溢れてしまったなにかのような作品、ぜひ画面の前で確かめて欲しい。 |
最終更新 2015年 11月 04日 |