「KENCHIKU｜ARCHITECTURE」は、日本を拠点とする若手建築家をヨーロッパに紹介し、日本とヨーロッパの若手建築家同士が多様な議論や意見交換を行うための場をつくりだすことを目的とするプロジェクト。日仏各6名の建築家を招いて2種類のトークイベントを3日間実施し、参加建築家による小規模展覧会も開催する。

   　タイトルは、建築を意味するヨーロッパの「ARCHITECTURE」と、日本語への翻訳である「KENCHIKU」を並列し、2つの言葉の間に存在する違いを浮かび上がらせる。2つの言語と意味をそれぞれ掛け合わせることによって「KENCHIKU｜ARCHITECTURE」の可能性を問う試みだ。

   　今展のテーマには「HOW AND WHERE TO APPLY ARCHITECTURAL THINKING」と設定し、建築作品を相互批評するだけでなく、より広い視野で建築／家がなせることを考えていくという。

詳細は、RADウェブサイト＜http://radlab.info/＞及びEcole Spéciale d Architectureウェブサイト＜http://www.esa-paris.fr/＞を参照

［参加建築家］
長坂常 （スキーマ建築計画）
中村拓志 （中村拓志 & NAP建築設計事務所 ）
中村竜治 （中村竜治建築設計事務所）
永山裕子 （永山祐子建築設計）
吉村靖孝 （吉村靖孝建築設計事務所）
武井誠+鍋島千恵 （TNA）
Atelier RAUM
GRAU
La Ville Rayée
ThomasRaynaud （ Building Building）
XavierWrona （Est-ce ainsi）
NP2F
［コメンテーター］
Djamel Kouche （L AUC ）
Jean-Philippe Vassal （LACATON & VASSAL）

プログラム
10月20日、21日：日仏建築家によるトークセッション
10月22日：ラウンドミーティング
10月20日 - 11月10日：エキシビション

会期：2011年10月20日 - 11月10日
会場Ecole Spéciale d Architecture（l'ESA）,PARIS, France