川口育 個展「悲しいにちかい」 |
展覧会 |
執筆: 記事中参照 |
公開日: 2011年 10月 18日 |
このたびソーンツリーギャラリーにおいて、川口育による個展「悲しいにちかい」を開催する運びとなりました。 川口の感性のままに描かれたペンの線は、その作品の人物に「想い」を映し込むかのようです。その描かれた女性たちは、私たちにどこか「憂い」を感じさせます。 川口は絵を描くときの、まちがいや、おもいもよらない線を大切にしていて、「こういう絵にしよう」とあえて考えないようにしているそうです。 “絵を描いていて、ふとした時に思いもよらない事が起きるのが楽しいんです。なので、力を抜いて描くよう心掛けています。絵を描くことに慣れないように、と思っています。”と、川口は語りました。 川口の描く人物の「しぐさ」は彼らに人格を与え、見るものを惹きこんでいくようです。描かれる彼女たちは何を想うのか、その目線の先に何を見ているのだろうか…あなたもその絵に、知らぬ間に惹きこまれていくことでしょう。 ソーンツリーギャラリーに川口育の作品60点が並びます。ぜひ、お越し下さい。 川口 育/Kawaguchi Iku 全文提供:ソーンツリーギャラリー(thorntree gallery) 会期: 2011年10月18日(火)~ 10月29日(土) |
最終更新 2011年 10月 18日 |