「絵画」-写真を超えて |
展覧会 |
執筆: 記事中参照 |
公開日: 2011年 10月 05日 |
山田純嗣 《(10-11)FLOWERS》| ポリコートパネルに印画紙、樹脂、パールペイント、インタリオ・オン・フォト | 2010年 ed.3 65×65cm | Copyright© Junji Yamada | 画像提供:不忍画廊 10/3より開催する “「絵画」―写真を超えて”では新作はほとんどありません。十数年かけなければ出来なかった企画ということでもあります。展示作品を楽しんでいただく一助になればとテキストを用意しました。抜粋して一部ご紹介します。 【展覧会鑑賞の手引き】 2.入口正面よりオノデラユキ、森村泰昌、澤田知子の作品。対象をそのまま撮影したものでなく、作家の意図で綿密に計算された「1点の絵画」として魅力ある写真作品です。 3.元田久治(1973 熊本生まれ)両壁の小品2作は作家からのセレクションです。中央に大作「オリンピックスタジアム(鳥の巣)」を配したのは、目線近くで作家の力量を見て頂きたい程優れたドローイング力の作家だからです。 4.山田純嗣(1974 長野生まれ)見る角度、斜方からの自然光で色彩が変化する作品では「見る場所で作品が変化する」というコンセプトの元、少々高い位置に展示しています。 5.藤浪理恵子(NY在住)2年前の個展では展示されなかった 「Wanderer」シリーズのコレクターズサイズ4点とシリーズ代表作1点を展示。ドローイングの名手が一切手描きの要素を加えず、写真を加工したフォトモンター ジュ。添えられた小さな詩画集はデザイン・構成、そして詩も作家自身によるものです。 6.柳ヨシカズ(1977 群馬生まれ)動物と花など通常2種類の写真をパソコン上でシンメトリーに構成し、キャンバスに油彩(手描き)で丁寧に仕上げる作家。全体展示はシンメトリではなく階段状に配置しました。 出品作家 ※全文提供: 不忍画廊 会期: 2011年10月3日(月)~2011年10月29日(土) |
最終更新 2011年 10月 03日 |