ミロコマチコ 出版記念展:ホロホロチョウのよる |
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Published: September 19 2011 |
There are no translations available. iTohenにて第203回目となる展覧会では、作家:ミロコマチコ氏をご紹介致します。 弊廊にて5度目の発表となる今展は「ホロホロチョウのよる」と題した、初の画文集の出版を記念した内容となります。 全編モノクロームで、一見、質実剛健。とても地味な内容かと思いきや、画家・デザイナー・写真家など錚々たるメンバーで運営されてる『画家のノート 四月と十月』と言う本があります。編集長でもあり画家の牧野伊三夫さんが九州小倉時代からの旧友でもある田口順二さんと始められた画文集です。 毎年、春の4月、そして秋の盛りを迎える10月の年2回に発行される本。その執り行いが、そのままタイトルになっています。 ミロコマチコは、第22号から、この同人として迎え入れられました。「四月と十月」は今年の春から鎌倉の出版社「港の人」と共同で「四月と十月文庫」という単行本シリーズの刊行を開始。その第二弾として、このたびミロコマチコの画文集が刊行されることになりました。 その名も『ホロホロチョウのよる』。 なぜ、この題目なのかを、フリーの編集者として深く関わった徳留佳乃さんにお聞きしました。 「タイトルに関して、関係者が集まって会議のようなものを開きました。ミロコさんも当然ながら、皆で数案を持ち寄って話し合ったのです。ムードのあるタイトルでミロコさんらしいと、このタイトルで決定しました」と徳留さん。 なんでも、その新人として参加した『四月と十月 第22号』に、そのタイトルとして使われることになった「ホロホロチョウのよる」が絵と共に添えられていたとのこと。 編集に際し、作家の持ち味である大胆さと同時に相反するような繊細さ、不思議さがないまぜになったのが、ミロコさんそのものと考えた徳留さんは、このページにこそ、その世界観が凝縮されてると感じたそうです。 (以下、本誌より抜粋) ミロコマチコ 今展は、画文集に掲載された作品は当然のことながら、旧作・新作を交えて約50点の発表を予定しております。最近では、身の回りの何気ないものに感化されて_自身で引越しを重ねることが多かったようです_それを絵として描き留める作業が増えてきたとのことです。何かの心境の変化でしょうか。 展示最終日には、様々なゲストをお呼びして出版を記念したトークイベントも予定しております。是非とも足をお運びくださいませ。 ミロコマチコ mirocomachiko その他第6回ピンポイント絵本コンペ 入選 全文提供: iTohen 会期: 2011年9月17日(土)-2011年9月25日(日) |
Last Updated on September 17 2011 |