大久保英治 展 |
展覧会 |
執筆: 記事中参照 |
公開日: 2011年 9月 05日 |
―シリーズ― 日常の歩行から生まれてくるもの …能登半島から山口県の響灘まで漂流物を作品化することに力を注ぐ。高知、日本海の対馬、隠岐など小さな島を歩く。スコットランド以北で古代の医師の遺跡に触れ、韓国の田舎を巡って文化の流れを知り、日本を歩いた経験が加わって、私の作品は過去の歴史や文化、 そして歩くことから始まるのだという直感が確信に変わっていった。 30年以上、毎日毎日美術を食べるように生活してきたという大久保英治さんが日々歩きながら素材として見出したものはかつての役割を終え置き去りにされた石、錆びた鉄片や機械部品から羽毛、コルクやボタン、スプーン、古い写真まで 大久保さんに見いだされなければ日の目を見ることはなかったこれらの素材たちは古い本や額縁を背景にして第2の人生を楽しんでいるようです それぞれの素材の本来の役割や経てきた時間などに思いを馳せているといつの時代のどこの国かわからない場所にいるように思えてきます 美しいデザインのノスタルジックな作品が心をくすぐります ※全文提供: ギャラリー風 会期: 2011年9月5日(月)-2011年9月17日(土) |
最終更新 2011年 9月 05日 |