U井:6Vと女の子展 |
展覧会 |
執筆: 記事中参照 |
公開日: 2011年 6月 11日 |
京都造形芸術大学空間演出デザイン学科プロダクトデザインコース卒業生、U井による個展。 6Vとは、昔の車やバイクによく使われたバッテリーのことです。現代の車で重視されているのは、エコやコストダウンと経済的な面ばかりです。それに比べて昔の車には、装飾にこだわって高級感を漂わせたり、ドライバー自らカスタマイズできるという遊び心や愛着、そして夢がありました。 本展で登場する6Vの乗り物たち、それらには女の子が乗っています。U井の描く乗り物と女の子には「かわいい」という共通点があり、自分の持つ愛着にこだわり描き続けることは、彼のアーティストとしての特権でもあります。一階ではグッズの物販、二階では壁のペインティングや、イラストステッカーが貼られた様々なものが作品として展示されます。6Vの乗り物たちが走っていた当時の景色を、現代のイラストとしてポップに再現していく。そんなU井の夢の形を、当時を知っている人も知らない人も、この展覧会の中で体感してほしいと思っています。 U井 ※全文提供: art project room ARTZONE 会期: 2011年7月2日(土)-2011年7月10日(日) |
最終更新 2011年 7月 02日 |