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IMPACT 2011
展覧会
執筆: 記事中参照   
公開日: 2011年 5月 30日

鎌田あや 作品
画像提供:ギャルリー東京ユマニテ
Copyright© Aya Kamata

ギャルリー東京ユマニテは開廊後すぐの1986 年から常に若手作家を紹介する展覧会を開催してきました。「IMPACT3」は、作品の傾向も全く異なる現代を生きるインパクトある若手作家3 人の作品を同時に展示するグループショウとして約10 年間で30 人の作家を紹介しました。さらに現在は、実験的な試みとして学部生や卒業間もない有望な作家を個展形式の「humanite lab」で紹介しています。

本展は「IMPACT 2011」と題し、以前開催していた「IMPACT3」に倣い、現在ギャルリー東京ユマニテで継続的に発表をする20 代の作家、さらに大学在学中の作家を含む6人の新作展を開催いたします。

鎌田あやは毛髪や古着など女性の痕跡をオブジェやインスタレーションで表現。北村奈津子は石粉粘土や木彫でアスパラガス、バナナなどの野菜や世の中の可笑しさをユニークな視点で見つめます。高木真希人は雑誌のスナップショットをモチーフに一風変わった主人公が登場。富田菜摘は金属廃材で精巧な動物作品を発表。藤川沙樹はオイルスティックやアクリルを素材に大らかなで伸びやかな線で人物を描き、山口奈穂はどこか懐かしい形を彷彿とさせる平面作品を発表しています。

藤川は現在多摩美大の学生ですが、その他の作家は「humanite lab」で在学中に個展を発表して以来、ユマニテでの個展や国内外の展覧会に参加し活躍を続けています。今回の展示も立体、インスタレーション、平面と表現形態は違いますが、それぞれにインパクトある作品を発表し今後の活躍が注目される作家たちです。この機会に各作家の新作をお見逃しなく是非ご高覧下さい。

出展作家
鎌田あや、北村奈津子、高木真希人、富田菜摘、藤川沙樹、山口奈穂

※全文提供: ギャルリー東京ユマニテ


会期: 2011年7月4日(月)-2011年7月21日(木)
会場: ギャルリー東京ユマニテ

最終更新 2011年 7月 04日
 

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