一枚の絵の力 |
展覧会 |
執筆: カロンズネット編集 |
公開日: 2011年 5月 18日 |
東日本大震災復興支援「Arts Action 3331」(http://action.3331.jp)参加企画。 いつの世の中にも、絵は絶えず、つくりつづけられ、みられ伝えられてきました。それは、どのような時代にも絵は、伝える一つの方法として、人の心を根本から揺さぶり、動かし続けてきたからではないでしょうか。そういう一枚の絵を、この時代にもぜひみたい。そして、心から愛しみたい。という思いで、『一枚の絵の力』展を企画しました。 「一枚の絵」は、あるいは「アート」は、すぐに有事に役に立つ訳ではないかもしれませんが、人を内側から鼓舞し、勇気づけることができる、そういう希望ではないでしょうか。表現の力を信じ、みせることが、感じることができればと思います。 参加作家 ※全文提供: island JAPAN 株式会社 会期: 2011年6月3日(金)-2011年6月13日(月) |
最終更新 2011年 6月 03日 |
参加作家それぞれが、思い思いに表現を行っていてパワフルだ。東日本大震災に関するプロジェクトを行う作家がいれば、天井まで届きそうな紙にカラフルなドローイングを施す作家がいたり、床に敷いた大きな長方形の紙に、黒色の鉛筆のようなもので何かの揺らぎのようなドローイングを描く静謐な作家がいたり、どの作品も作家それぞれの個性を生かしていて楽しめる。人間ひとりひとりのキャラクターの違いや、そんな個人が集ってうまれる不思議なグルーヴ感が楽しい。