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北村和也:篝火
展覧会
執筆: カロンズネット編集   
公開日: 2011年 2月 17日

画像提供:Port Gallery T
Copyright © Kazuya Kitamura

作家ステートメント
風景を前にしたとき、半意識的に記憶のなかの風景と結びつけようとする感覚があります。自分のものではない風景、居心地の悪さ、拒絶されるような感覚。そういったもののどこかに自分と風景を繋いでくれるような存在を見出だそうとします。

今は存在を内包するモチーフとして家や灯台を選んでいます。感覚として見出だした存在を、描こうとするとき、対象とそれをとりまく空気と自分との係わり合いを探りながらあらわれる身体的な行為性のなかで、自分の感じる存在の強さを確かめようと試みています。(北村和也)

STUDENTS:PROJECTとは
未知の可能性を持つ学生たちの「今」・表現に注目し、その過程を見続け、積極的に紹介するSTUDENTS:PROJECをスタートします。「発表や発表に向かうプロセスが、これからの底力になる。」これまでに思いきった展覧をした学生一人ひとりから見えてきた実感です。既成の枠にとらわれない、新たな、独自の創造にチャレンジする途上の学生たち。手探りながらも、その作品には、現代社会に生きる一人ひとりの営みや声が見えてきます。その登場に、ぜひ立ち会っていただきたいと思います。

北村和也
1989年 高知県に生まれる
成安造形大学造形美術科洋画クラス在籍

展覧会
2009 京展 入選(京都市美術館/京都)
2010 第35回全国大学版画展(町田市立国際版画美術館/東京)

※全文提供: Port Gallery T


会期: 2011年2月21日(月)-2011年3月5日(土)
会場: Port Gallery T

最終更新 2011年 2月 21日
 

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