| EN |

舟越桂 版画展
展覧会
執筆: カロンズネット編集   
公開日: 2010年 9月 29日

《雪のにおい》1998年
アクアチント・スピットバイト・ソープグラウンド・ドライポイント
54 x 66.3 cm (イメージサイズ)
画像提供:フクダ画廊|Copyright © katsura funakoshi

世界的に重要な彫刻家として注目されている「舟越桂」の版画展。ドローイング3点、ブロンズ1点を含む版画19点を御紹介致します。舟越のドローイングは単に彫刻作成の為の下絵にとどまらず、独立した表現媒体として地位を築いています。

版画作成に至っても、常に新しい技法に果敢に挑戦し、産出されてくる作品は、彫刻に並び舟越芸術を完結させる為に必要不可欠な存在となっています。関西では目にして頂く機会も少ない、「舟越桂」の世界観を是非御高覧下さいませ。

舟越桂
1951年岩手県出身、東京都在住。
人物表現の第一人者として長く日本の彫刻界を牽引してきた「舟越保武」の二男として生まれる。東京造形大学彫刻科を卒業後、1977年東京藝術大学大学院美術研究科彫刻専攻修了。1997年第18回平櫛田中賞受賞。2003年第33回中原悌二郎賞受賞。2009年毎日芸術賞受賞。
クスノキを素材として独自の表現で世界の確固たる地位を築く。削りだされる表情は、繊細で、そして神秘的であり深い精神性に満ちています。彫刻と言った分野にとらわれず、新しい技法にも果敢に挑戦しながら、制作される版画作品にも世界中のファンが魅了されています。
現在、母校の東京造形大学教授。

全文提供: フクダ画廊


会期: 2010年10月4日(月)-2010年10月23日(土)

最終更新 2010年 10月 04日
 

関連情報


| EN |