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ガロン 第1回展
展覧会
執筆: カロンズネット編集   
公開日: 2010年 5月 07日

市川裕司《eschaton10-1. 2. 3. 4》2010年 ポリカーボネート・樹脂膠・アルミ箔、520×5,000cm 画像提供:ガロン実行委員会

「ガロン」は2007 年12 月に結成された、市川裕司、大浦雅臣、金子朋樹、小金沢智、佐藤裕一郎、西川芳孝、松永龍太郎の計7名からなるグループです。「日本絵画を出自としている私たちに何かできることがあるのではないか」、という理念から作家主体の自主企画展として金子の発案により発足しました。それぞれの表現手法は異なりますが、市川、大浦、金子、佐藤、西川、松永は日本画を出自とし、小金沢は日本美術史・美術批評を専門としています。

初回となる今回の展覧会開催会場は、白金台の瑞聖寺内にありますZAP ギャラリーです。瑞聖寺は寛文10 年(1670 年)に創建された東京都港区白金台三丁目にある禅宗寺院であり、若手アーティストを応援する目的で寺院内にギャラリーを設けています。今回は、通常のギャラリースペース(1 階)に加え、その2 階にあたる和室も特別にお借りし、展示を行ないます。1階に大浦、金子、佐藤が、2 階に市川、西川、松永が、それぞれ未発表の最新作を展示予定です。

「ガロン」という名称は、それぞれの作品や行為が液体のように混ざり合い、一つの場を生み出す同士でありたいという小金沢の発案から決まりました。歴史的に寺院とは人間同士のコミュニティを形成する場であり、文化の発信地です。私たちの作品が、新しい美意識=画論をその場に作り出すことができているか、否か。是非、ご高覧いただき、ご批評下さいますようよろしくお願い申し上げます。

会期
2010 年6 月11 日(金)-13 日(日)・18 日(金)-20 日(日) 計6 日間

※全文提供: ガロン実行委員会

最終更新 2010年 6月 11日
 

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