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2月のおくりもの 2010 展
編集部ノート
執筆: 平田 剛志   
公開日: 2010年 2月 18日

本展は越前谷嘉高、鈴木俊輔、友枝憲太郎、山崎豊三の旧作・新作に大森博之、高橋信行、舟越直木、松浦寿夫の4名のギャラリーコレクションを加えた展示となっている。 時としてこのようなコレクション展では異なる作品が同一空間に展示されることで相互の作品が響き合い、新たなポテンシャルを引き出す場として機能することがある。例えば、本展では作風の異なる高橋信行と松浦寿夫の絵画が隣り合って展示されることで、両者の絵画空間の差異が際立ち、滋味に富む鑑賞経験を得ることができる。そのような気づきを「おくりもの」と言わずして何と言うべきか。

最終更新 2010年 7月 02日
 

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