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鴻池朋子展 インタートラベラー 神話と遊ぶ人
編集部ノート
執筆: 平田 剛志   
公開日: 2009年 8月 16日

神話的な物語が壮大なスケールで展覧会全体に渡って繰り広げられる鴻池朋子の初の包括的な個展。しかし、その「神話」は抽象的で感情移入ができず、個々の作品がもつ「世界」との整合性はない。要所で効果的な役割を果たす襖絵も小道具として生かしきれておらず、その「神話」は宮崎駿映画の世界観に似た既視感を感じさせるファンタジーである。

最終更新 2015年 11月 03日
 

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