季節ごとに感度の高いアート作品を紹介していく横浜ベイクォーター「ギャラリーBOX」。 第15回目となる今春は、横浜を拠点に活動する丸山純子の作品を紹介します。 ビニール袋を使って花畑を作ったり、石けんやプラスチック製の日用品に、熱を加えて変形させたオブジェのシリーズ。無機的な素材からつくられた作品は、造形的な美しさとともに、「生」を感じさせます。 今回は、ギャラリーBOX 3Fフロアに、ビニール袋を使った花や石けんを用いたインスタレーションも展開します。真摯に素材と向き合い取り組んだ数々の作品が、一同に会する祝祭の空間をお楽しみください。 丸山純子 Junko Maruyama
www.maruyamajunko.com
1976年、山梨県生まれ ニューヨーク市立大学ハンターカレッジ美術学科卒業 国内外問わず様々なアートプロジェクトや展覧会に参加。 主な展覧会 「無音花畑」越後妻有大地の芸術祭2006 (新潟県十日町市)、Landmark Project II（BankART1929、横浜）、丸山純子展「上から下へ」（大木記念美術家助成基金 成果発表展、山梨県立美術館、山梨）、「zzの始まり展」(moon house、横浜)。 そのほか横浜では、食と現代美術展（BankART 1929）、WFPキャンペーン・横浜高島屋50周年記念 「幸せをつなぐ」 (横浜高島屋)など。金沢アートプラットホーム (石川)、六本木アートナイト (東京)他、グループ展も多数参加。 受賞ほか 2004年 Free Art 、準グランプリ受賞 (ギャラリーガン, 東京) 2005年 北仲 OPEN! 事務局代表 (北仲 Brick and 北仲 White, 横浜) 2007年 公益信託 大木記念美術家助成基金受賞 2009年 朝日新聞文化財団助成 台北市・横浜市アーティスト交流プログラム審査員特別賞受賞 ※全文提供：　横浜ベイクォーター ギャラリーBOX