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直島銭湯「I♥湯」
ギャラリー
執筆: カロンズネット編集   
公開日: 2009年 9月 17日

大竹伸朗 直島銭湯「I❤湯」2009年

ベネッセアートサイト直島は、瀬戸内に浮かぶ直島、犬島、豊島を舞台にベネッセホールディングスと直島福武美術館財団が展開しているアート活動の総称。

2004 年2月に設立された、教育関係企業ベネッセホールディングスの会長が出資する直島福武美術館財団が瀬戸内海の島々を舞台に、「地中美術館」「犬島アートプロジェクト『精錬所』」、「直島銭湯『I❤湯』」など、建築・現代アートなどを軸としたアートプロジェクトを推進している。2006年には、メセナ大賞を受賞、当財団が運営する地中美術館は2007年の建築業協会賞を受賞している。

地中美術館は、安藤忠雄設計による、地下にありながら自然光を採り入れた建物全体が芸術作品のような建築。クロード・ モネ、ウォルター・デ・マリア、ジェームズ・タレル の作品を永久設置している。

直島銭湯「I❤湯」は、アーティスト・大竹伸朗氏が手がけた実際に入浴できる美術施設。直島の地元住民の活力源として、また国内外から訪れる観光客との交流 の場となることを目指し、営業を開始した。外観、内装はもちろんのこと、風呂絵や浴槽、トイレの陶器にいたるまで、氏の得意とするスクラップの手法が徹底 して反映されている。

犬島アートプロジェクト「精錬所」は、近代産業遺産(銅精錬所跡地)を再生し循環型社会のモデルとすべく、三分一博志設計による美術館として2008 年4月開館。同時に地域環境調査による植栽・環境システムなど岡山大学の協力を得ながら取組んでいる。




最終更新 2011年 11月 14日
 

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