NY在住気鋭のアーティストによる二年振りの個展。 スライドプロジェクターによって映写された像をガイドに、動物や人間、人工物などの立体をつくり、同時にプロジェクターの光源を撮影時の照明とし、立体とプロジェクションされた映像を写真に収める。新作（カラープリント）約10点を展示予定。

作家コメント
形の形成にイメージがどのように関わるのかという問題に加え、近年、イメージとは何かということと、その源である光という要素に興味が出てきた。イメージの光源としての光／それを記録するカメラを制作に取り入れ、異なるメディア間を往復する事で、作品がイメージとして、また同時にものとして立ちあがるバランスを見てみたいと思った。