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新世代への視点 2021 「豊海健太 - 世界の音が、すべて消える時-」
展覧会
執筆: 記事中参照   
公開日: 2021年 8月 01日

豊海健太 TOYOUMI Kenta「in a cell」 2021 漆、卵殻、アルミ板 124.0x124.0x0.4cm

夏恒例「新世代への視点」は、銀座・京橋の8画廊が各々に新鋭作家の個展を同時開催する企画です。
ギャルリー東京ユマニテは漆芸で独特の表現を展開する豊海健太を紹介いたします。

豊海は金沢美術工芸大学にて漆芸を専攻、2018年に博士号取得。現在、金沢卯辰山工芸工房に勤務する傍ら、岐阜県美術館の企画展「素材転生―Beyond the Material」に出品するなど精力的に発表しています。
漆黒の画面に白く浮かび上がるイメージは、砕いた卵の殻を貼る卵殻技法という漆の伝統的な手法で描かれています。画面に近づくと、点描のように細かい卵殻が並べられ、顕微鏡で見るシャーレの中のミクロの世界のように細密で有機的な世界が広がります。さらに、玉虫細工や玉虫蒔絵と呼ばれる玉虫の羽を素材にした作品も出品。
新作を中心に約10点展示いたします。是非ご高覧下さい。

「画廊からの発言 新世代への視点2021」
参加画廊、作家情報、イベントの詳細は展覧会ページよりウェブサイトをご覧ください。
http://galleryq.info/news/news_newgeneration2021.html
トークイベント、スタンプラリー、オーディエンス賞での作品プレゼント、作品購入10%オフなどの特典があります。是非ご参加ください。

https://bit.ly/3yxHZxz

全文提供:ギャルリー東京ユマニテ


会期:2021年7月26日(月) 〜 2021年8月7日(土)
時間:10:30-19:00(最終日17:00迄)
休日:日曜日
会場:ギャルリー東京ユマニテ

最終更新 2021年 7月 26日
 

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