「音の地形図」を体験する夕べ―未邦訳の著書と未公開映像で読み解くアルヴィン・ルシエ作品 |
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Written by KALONSNET Editor |
Published: January 17 2016 |
There are no translations available. 「物理的な出来事としての音と空間性」を探求し、作曲、パフォーマンス、サウンド・インスタレーションといった多岐の領域で活動するアメリカの芸術家アルヴィン・ルシエ(Alvin Lucier)。 その作品の魅力を参加者と共に考える研究会が、東京・代々木上原のGallery 20202(ツーオーツーオーツー)で行われている。 第二期となる今期は、昨年末の第1回に続き、来る1月23日(土)に第2回、2月20日(土)に第3回の研究会を開催。ルシエが自身の作品について語った著書『CHAMBERS』(1980年、未邦訳) を読み解きつつ、音源、映像、文献、貴重な来日時の記録などを参照しながら作品への理解を深めていく。日本におけるルシエ研究の第一人者であるアーティストの佐藤実氏(http://www.ms-wrk.com)が講師・ナビゲーターを務める。 普段、実験的な音楽を「わからない」と敬遠しがちな人にこそおすすめしたいイベントだ。作家自身の言葉と講師による丁寧な解説、そして参加者と共に体験するひと時が、その魅力に気付くきっかけになるかもしれない。 ●名称:『アルヴィン・ルシエ作品研究 第二期』
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Last Updated on January 20 2016 |