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高橋豊:白い迷彩
展覧会
執筆: カロンズネット編集3   
公開日: 2013年 11月 27日

 

この度タカシソメミヤギャラリーでは高橋豊「白い迷彩」展を開催致します。

高橋の作品は抽象的ですがどこか具象さを残しているように見えます。これは線や色の描き方が何かの部分に見えるからでしょう。そして大げさに言えば一人の作家が一回の個展で展示しているとは思えないほどバリエーションに富んだ作風にも特徴があります。線が中心で流れを感じさせる作品もあれば色面で構成された作品、多色または単色で抽象ですが点描画風に描いたものまであります。これらは闇の中から徐々に光があたって象られていく様子を描いたものだからだと考えられます。光の強さは物の形に様々な表情を与えます。この不思議な現象を捉えたのが彼の作品といえるでしょう。

そして今回はそこから一歩進み白く消えていく様子を題材にしています。写真や映像の加工で輝度を上げたような、まさにそれを絵画の中に取り込んだような空間を作り上げます。それは現実から非現実または記憶の中へ移行する途中を描くような感覚に近いかもしれません。

是非この機会にご高覧くださいますようお願い申し上げます。

[作家プロフィール]
高橋豊
1985 新潟県生まれ

2013 東京芸術大学大学院美術研究科絵画専攻壁画領域修了
2012 グループ展「EDIROT」(上野ステーションギャラリー)
2010 個展 高橋豊展 (GALLERY b.TOKYO/銀座)
2009 TOKYO WONDER SEEDS (tokyo wonder site /渋谷)

オープニングレセプション11月30日(土)17:00~19:00 作家在廊


全文提供:タカシソメミヤギャラリー
会期:2013年11月30日(土)~2013年12月28日(土)
時間:13:00~19:00
休日:日・月曜、祝日 12月10日は休廊
会場:タカシソメミヤギャラリー
最終更新 2013年 11月 30日
 

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