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篠山紀信:Team KISHIN from AKB48
展覧会
執筆: カロンズネット編集   
公開日: 2010年 11月 15日

画像提供:ヒロミヨシイ|Copyright © Kishin Shinoyama

2010年、元気のない日本で、唯一爆発発火するアイドルグループAKB48。篠山紀信と秋元康により6名の「Team KISHIN From AKB48」が選出された。メンバーはチームAから倉持明日香、前田亜美。チーム研究生の大場美奈、島田晴香、森杏奈、竹内美宥。いずれもこれからの伸び盛りの期待度大のメンバーばかり。

笑顔とピースマーク、カメラ目線の予定調和とステレオタイプ化したアイドル写真にはもううんざりだ。アイドルとはいえ、その内面は多感な少女期特有の不安や不条理、時に狂気や暴力性まで含んだ危険な力とエロスを持ち合わせる。従来AKB48ではまったくみられなかった、新境地を開拓した画期的な作品群。篠山紀信 vs Team KISHIN from AKB48のマジガチンコ勝負を見逃すことは出来ない。必見!

篠山紀信
1940年生まれ。1968年にフリーの写真家となって以来、40年以上に渡って高度経済成長以後の日本の姿を社会へと送り出し続けてきた。社会的な話題を常に提供し、現在でも第一線で活躍する、写真家のオーソリティである。現在までに300冊以上の写真集を発表し、日本写真批評家協会新人賞、芸術選奨文部大臣新人賞、毎日芸術賞、国際写真フェスティバル金賞など数々の賞を受賞している。

展覧会への出展だけでなく、ポピュラーな雑誌等にも非常に活発に作品を掲載しており、多くの日本人は彼の写真を通じて、日本のスターやアイドル、そして日本そのものの姿を”知って”きた。「激写」「シノラマ」「カメラ小僧」「digi+KISHIN」など、写真家活動にまつわる特徴的なキーワードを生み出し、自身の存在と共に、写真活動のあり方を人々に強烈に印象付ける、篠山自身がポップアイコン的な存在でもある。

現在、台北市立美術館にて、1800x4500mmの特大シノラマをはじめとした70数点の迫力ある作品群で校正される大規模な個展『SHINOYAMA KISHIN: SHINORAMA TOKYO』を開催中。

※全文提供: ヒロミヨシイ


会期: 2010年11月27日(土)-2011年1月15日(土)
レセプション: 2010年11月27日(土) 21:00-midnight

最終更新 2010年 11月 27日
 

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