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黒田泰蔵 展
展覧会
執筆: カロンズネット編集3   
公開日: 2013年 11月 26日

 

今回の展覧会では、hiromiyoshii roppongi 内の3つのスペースにおいて、 黒田泰蔵のこれからの姿勢を打ち出すインスタレーションの数々をご覧頂けます。 1階のホワイトキューブのギャラリースペースでは、 精妙かつ壮大な秩序の中に確かに存在する微かな美しいゆがみを持つ円盤(ディスク)と、 磨き上げられた白磁の肌が力強い存在感を放つ円筒(シリンダー)を展示、 2階では、黒田自身にとって表現の神髄である円筒(シリンダー)を自ら厳選し、 まさしく黒田の世界感が最も伝わる空間を作り上げます。 また、今回の展覧会のために特別にバーの空間に合った形のインスタレーションが展開されます。


黒田泰蔵さんの仕事に挑む姿の奥に秘められた闘志に共感する。
創作者に求められるのは、緊張感の持続である。
黒田さんは、白という普遍的な色と、原初的な形で徹底的に美を追求している。
無の境地をさまよいながら、到達点を探し求める黒田さんの作品は、
強い説得力を持って見るものに語りかけてくる。

安藤忠雄

[作家プロフィール]
黒田泰蔵

1946年生まれ。
1991年 伊東市にて築窯。
2012年「現代の座標─工芸をめぐる11の思考」国立近代美術館工芸館
2013年4月「黒田泰蔵展」谷松屋戸田ギャラリー
2013年6月「黒田泰蔵展」Kaikai Kiki Gallery×谷松屋戸田ギャラリー、他

Reception for the Artist:2013年12月14日[土]│19:00-21:00


全文提供:ヒロミヨシイ六本木
会期:2013年12月14日(土)~2013年2月1日(土)
時間:13:00 - 19:00
休日:日・月曜、祝日  冬季休廊:12/29[日]―1/6[月]
会場:ヒロミヨシイ六本木
最終更新 2013年 12月 14日
 

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