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Exchange Osaka→Tokyo
展覧会
執筆: カロンズネット編集   
公開日: 2011年 1月 12日

鈴木崇 作品
画像提供:サナギファインアーツ
Copyright © Takashi Suzuki

立花常雄 作品
画像提供:サナギファインアーツ
Copyright © Tsuneo Tachibana

大阪で若手から大家まで写真、映像作品を積極的に紹介するギャラリーThe Third Gallery Aya。東京を拠点に、写真作品をメインに扱う当ギャラリー、SANAGI FINE ARTS。この2つのギャラリーがタッグを組み、大阪、東京という異なる地場で作品を行き来させることで、新たなる結びつきや問題提起を生み出すことがで きればと考えています。

今回、ご紹介する2名 の作家、鈴木崇と立花常雄は写真という媒体を通じて、それぞれの試みを 追求しています。鈴木は、「見る行為とはどういうことなのか」を探求し様々な対象物 を使って 作品を撮影しています。一方立花はこれまで「光と距離」をテーマに抽象度の高い作品を展開して います。作家の出自や作品のイメージは異なるもの の、それぞれ「写真」という共通の媒体を手 段としてとらえ得るもの、提示できるものが何であるかという疑問に真摯に向き合っている作家で す。二人の作品、 そして二つのギャラリーの交差の現場に立ち会っていただければ幸いです。

アーティストトーク
2010年1月15日(土) 16 : 00 - 17 : 30
東京国立近代美術館学芸員 増田玲・鈴木崇・立花常雄
ワンドリンク付1,000円 定員20名 要予約 
予約先:03-5640-6882  このメールアドレスは、スパムロボットから保護されています。アドレスを確認するにはJavaScriptを有効にしてください

鈴木 崇
1971年京都生まれ。デュッセルドルフ芸術アカデミーにてトーマス・ルフに師事。国内外にて展示多数。 写真作品を通して「見る行為とはどういうことなのか」を探究している。 何が写っているのかということより、写真となった被写体がどういうふうに知覚されるのか、またそこに写された情報は、見る人によってどう変化していくのかということに興味を持ちつつ、ひとりひとりが全く違う経験や、感覚を覚える作品を作る事を目指している。

立花 常雄
三重大学大学院で地域文化論(欧米思想文化論/写真史/写真論)を学んだ後、1990年 頃から写真制作を本格的に開始。以降、写真の"本質"という哲学的なテーマを中心に据え個展を 開催、またグループ展でコンスタントに発表を続ける。今回は偶然蚤の市で発見した膨大なネガ (昭和初期のある家族写真)を材料に、写真と言うメディアが内包する本質(媒体)と属性(像) の問題を顕在化させようとする。

※全文提供: サナギファインアーツ


会期: 2011年1月15日(土)-2011年2月5日(土)
会場: サナギファインアーツ
アーティストレセプション: 2010年1月15日(土)18:00 - 20:00

最終更新 2011年 1月 15日
 

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