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なつやすみの美術館6 きろくときおく
展覧会
執筆: 記事中参照   
公開日: 2016年 7月 01日

栗田宏一《ソイル・ライブラリー/和歌山》2007年 和歌山県内の土、ガラス瓶

「なつやすみの美術館」シリーズの第6回目です。
このシリーズは、夏期休暇中の子どもたちが積極的に美術館へと足を運べるように、また子どもと大人が一緒になって、さまざまな美術の面白さに触れられるように企画するものです。今回は子どもたちに下記のように話しかけます。
嬉しかったこと、楽しかったこと、悲しかったこと、辛かったこと。いろいろな思い出がみんなにもあると思います。学校の発表会や遠足、家族旅行など特別なイベントもあるし、そうでなくても、日々の生活のなかではいろんなことがおこる。でも忘れてしまっていることもたくさんあるでしょう。じゃあ覚えておくために何をする? 日記をつける。写真を撮る。いろんなやり方で記録する。忘れていた記憶も、残っていた記録からよみがえることもある。そんなきろく(記録)やきおく(記憶)が、今回の展覧会のテーマです。
自分たちが住んでいる和歌山はどんなところか、どんなところだったか。土地や場所のきろくときおくをたどるところから展覧会は始まります。そして、自分や家族といった身近なひとや、だれかのきろくときおく、いろんなもののきろくときおく、社会で起こるできごとのきろくときおくなど、さまざまなきろくときおくを美術作品のなかに探っていきます。


■「きろくときおくをめぐるワークショップ」講師:妻木良三(美術家)
【日時】8月28日(日)10時〜 (要申込。詳細はお問い合わせください。)
【主催】和歌山県・一般財団法人和歌山県文化振興財団
【協力】和歌山県立近代美術館
【企画・運営協力】NPO法人 和歌山芸術文化支援協会(wacss)

■フロア・レクチャー(展示解説/大人もこどもも参加可)
【日時】7月30日(土)、8月21日(日)、9月19日(月・祝)
いずれも14時〜 (展示室にて、要観覧券)

■こども美術館部 「おぼえるってどんなこと」 (対象:小学生)
【日時】8月6日(土)14時〜 (当日受付にて申込必要、要観覧券)

■こどもギャラリートーク(こども向けのトーク/大人のみ、親子での参加も可)
【日時】7月31日(日)、8月14日(日)
いずれも14時〜 (展示室にて、要観覧券)

■たまごせんせいと「わくわくアートツアー」(こどもも大人も参加可)
和歌山大学の学生が、鑑賞をサポートします。
【日時】8月10日(水)〜13日(土)、16日(火)〜19日(金)各回45分
いずれも ①11時〜 ②13時30分〜 ③15時〜3回開催(展示室にて、要観覧券)

http://momaw.jp/

全文提供:和歌山県立近代美術館


会期:2016年7月2日(土) 〜 2016年9月19日(月)
時間:9:30〜17:00(入館は16:30まで)
休日:月曜日(祝日の場合は翌平日)、年末年始、展示替え期間。
会場:和歌山県立近代美術館

最終更新 2016年 7月 02日
 

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