パラモデルのトミカワールド |
展覧会 |
執筆: 記事中参照 |
公開日: 2011年 6月 29日 |
子どもの頃に夢見た、大好きな玩具でいっぱいの空間 鉄道玩具プラレールを床や壁に張り巡らせた「パラモデリック・グラフィティ」、トミカとお寿司を組み合わせた「トミ寿司」などユーモア溢れる多彩な作品群で注目を集めるアートユニット・パラモデルの九州初個展。今回は「トミカ」をテーマに、自動車の造形の美・デザインを伝え、彼らの解釈によるパラレルなトミカワールドを出現させます。 パラモデルは林泰彦と中野裕介によるアートユニットで2001年の活動開始以来、多彩な作品を精力的に発表し国内外で注目を集めています。近年では銀座メゾンエルメスのウィンドウディスプレイや西宮市大谷記念美術館での個展、シンガポールでの展示を始め、更なる活躍が期待されています。 本展では、多種多様なトミカの展示、色分けされたトミカタイル画や壁に張り巡らせたパラモデルによるインスタレーション他、会場内にプレイコーナーを設け、大人から子どもまでお楽しみ頂ける夏の特別展示となっております。 想像力を喚起し、夢を膨らませてくれるパラモデルの世界観とトミカの魅力をこの夏、存分にお楽しみ下さい。 パラモデル ◆中野 裕介(なかの・ゆうすけ) ◆個展 ワークショップ「パラモデルとつながる道路で遊ぼう」《公開制作》 ◆日時:2011年7月23日(土)/24日(日) 美術館や市役所、小学校、公民館など、様々な場所でワークショップを行ってきたパラモデル。彼らにとってワークショップとは、第三者のコミュニケーションと作品への理解を深める一つの方法論であると言います。「僕たちが遊び作っている《場》や《仕掛け》に観者が入り込めば、その《過程》を追体験することによって、より共感を与える作品になり得ると思います。と語るパラモデルの林氏。本展では、「つながる道路」を使ってワークショップを開催します。子ども達はアーティストと交流しながら作品を作ることで、経験によって玩具から発想された作品を理解することができ、豊かな発想と感受性を育むことができます。 全文提供: 三菱地所アルティアム 会期: 2011年7月23日(土)-2011年8月28日(日) |
最終更新 2011年 7月 23日 |