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奈良美智24歳×瑛九24歳 画家の出発
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Published: September 10 2010
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画像提供:ときの忘れもの

時代を切り開き、新しい表現を提示してきたどんな天才画家にも無名時代があり、彼等は試行錯誤を重ねながら自らのスタイルを獲得してゆきます。

1959年生まれの奈良美智が名古屋のSpace to Spaceで初個展を開き、故郷弘前でも初の展覧会(ギャラリー・デネガで二人展)を開いたのは1984年(昭和59)、24歳のときでした。

1911年生まれの杉田秀夫が、印画紙による新たな表現を模索し100点にのぼるフォトデッサン(フォトグラム)を携えて宮崎から上京し、初めて瑛九と名乗り、銀座の紀伊國屋画廊でフォトデッサンによる初個展を開いたのは1936年(昭和11)、やはり24 歳のときでした。

今回の企画は、半世紀を隔てて、二人が自ら画家として出発したときに制作した作品(奈良美智=油彩3点、瑛九=油彩1点、水彩2点、フォトデッサン10点)を展示し、その後の活躍を予感させる才能のきらめきをさぐろうとするものです。

※全文提供: ときの忘れもの


会期: 2010年9月11日(土)-2010年9月18日(土)

Last Updated on September 11 2010
 

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