紙片の宇宙 シャガール、マティス、ミロ、ダリの挿絵本 |
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Published: September 19 2014 |
There are no translations available. 画家たちは絵筆を手に、絵画のなかにひとつの世界を出現させます。絵画は壁にかけられ、しばしば窓のような存在として眺められます。そのような絵画を描く画家たちの多くが抱いた夢があります。それは、より身近に絵画と向き合える作品を作ることです。手に触れ、幾枚もの絵画を自由に広げて鑑賞することができる、コンパクトなかたち―「本」の制作です。 20世紀絵画において冒険を試みたシャガール、マティス、ミロ、ダリをはじめとする画家たちは、版画の技法による、豪華な挿絵本の制作にも取り組んでいます。19世紀末から20世紀中盤にかけて成熟を極めたさまざまな版画の技法を活かし、物語や詩、もしくは言葉の断片と響きあうように、無数の紙片により広がるイメージの宇宙が生み出されました。 【出品点数】 挿絵本51点、油彩画・水彩画・パステル画など約30点、彫刻1点 全文提供:ポーラ美術館 会期:2014年9月21日(日)~2015年3月29日(日) 時間:9:00~17:00 (最終入館は16:30) 休日:会期中無休、2015年1月21日(水)は企画展示室のみ休室 会場:ポーラ美術館 |
Last Updated on September 21 2014 |