自分の感情をフィルターにして見た日常を、遠く離れたファンタジー世界のモチーフを借りながら油彩で描いています。

私にとって興味深いワニのイメージは、ギロッとした目で静止しているかと思いきや、突然大きく口を開けエモノを捕食する、本来の凶暴性が垣間見られるような様子です。
そんなワニが世界中で絵本や漫画、ゲームなどで多様にデフォルメされる姿は、私の絵に現れる登場人物の掴み所の無さと共通するものを感じました。
あと、ワニと暮らしてみたいという好奇心と願望は普段からあります。（石川）


石川　愛子　　　ISHIKAWA　Aiko

1993年　大阪生まれ
2017年　京都市立芸術大学大学院美術研究科絵画専攻油画修了

個展
2019年　Oギャラリーeyes (大阪）

グループ展
2017年　さくら、メタセコイヤ、聴く 　（京都市立芸術大学大ギャラリー/京都）
2019年　私を辿るユビキタス　　　 （エビスアートラボ/名古屋）
新・輝いて麗しの油絵具 　(Oギャラリーeyes/大阪）

受賞
第36期 国際滝冨士美術賞　 優秀賞
1_WALL 第22回 グラフィック部門　 奨励賞　長崎訓子選

全文提供：ギャラリー恵風

会期：2020年7月28日(火)　〜 2020年8月2日(日)
時間：12:00-19:00 （最終日 18:00）
休日：月曜日
会場：ギャラリー恵風