長谷川友香 |平俊介|増田恵助:New-laid eggs vol.2 |
展覧会 |
執筆: カロンズネット編集 |
公開日: 2011年 4月 23日 |
3人の新しい作家によるグループ展。3人は今回が初デビューという方もいますが、すでに個展やグループ展などで発表をされている方もいて、必ずしもタイトル通りという訳ではありませんが、私たちのギャラリーでは初めての展示となります。三者三様の展示表現と今後の展開を期待しつつ、ご高覧いただければさいわいです。 長谷川冬香は1981 年三重県生まれ、多摩美術大学大学院を2007 年に修了、技法を油画から岩絵具に変え、ごく身近な日常生活や風景をさりげなく描き、見る人に親近感を覚えさせます。従来の日本画の持つ質感や色彩感とは違った作品世界を描き出し、ありふれた世界への再考を促すかのようです。 平俊介は1988 年東京都生まれ、現在東京藝術大学在学中、シュールな構造物を緻密な描法で描き出します。描かれる構造物は近未来を想起させたり、時にアニメーションのワンシーンを見るような作品もあり、今後の作品世界への展開が期待されます。 増田恵助は1981 年東京都生まれ、2006 年埼玉大学大学院、2010 年愛知県立芸術大学大学院修了、一見オーソドックスなポートレイトのようですが、描かれた人物は現代的な雰囲気に満ち溢れ、独特な空気感を醸し出しています。近作ではUK ロックバンドのコールドプレイにちなんだ蝶や、バットマンのシンボルである蝙蝠のモチーフなどがどこかに配され、作品とのコラボレーションを演じています。 ※全文提供:ギャラリーモモ 会期: 2011年5月28日(土)-2011年6月18日(土) |
最終更新 2011年 5月 28日 |