海老原靖:SLEEPERS |
展覧会 |
執筆: 記事中参照 |
公開日: 2009年 4月 28日 |
昨年の個展floatに引き続き、LUSTシリーズからF130号の新作油画を始めとし、ドローイング作品も含めた計約10点を展示予定です。 海老原靖は1976年茨城県に生まれ、2001年東京藝術大学大学院修士課程修了後、様々な展覧会、プロジェクトに参加、活動しています。 同時期に様々な作品を展開し、代表的な作品としてLUSTの他、NOISE、Ghost Culkin、Dressシリーズがあり、広く世界にコレクターを擁しております。2008年には、北京の画廊Y++ Gallery Triwizartで個展を開催し、600平方メートルの敷地面積にビデオ作品を含む5つのシリーズを展示し大きな話題となりました。 LUSTシリーズは、古来より性的象徴として捉えられている“髪”をテーマに制作されています。白い背景にほぼ無彩色の人物像を配置し、色調を抑えた精緻な筆致で、髪の毛一本一本がそれぞれ意志を持つ生命体のように描かれています。『float』より、従来の人物像だけでなく、背景にも描写を広げ、人物とのコントラストを強調した作品を展開しています。今回はさらに色彩豊かな作品に仕上がっております。 ※全文提供: ワダファインアーツ |
最終更新 2009年 5月 08日 |