展覧会
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執筆: 記事中参照
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公開日: 2011年 11月 09日 |
作家コメント 絵画は常に多用な解釈ができる。蓮や葉牡丹を描きながら、限られた表現のなかで繰り返し描き、諦めず、切れ切れのイメージを繋ぎ、粘り強く紡ぐ。自分が自分の味方になり、制作への不安に動揺しない、というような事がいつも頭の片隅にある。清水さんとの二人展は、薄暗闇の中を力強い味方に出会ったようで嬉しい。いい時空間にしたいと思う。(川村)
川村 悦子 KAWAMURA Etsuko 1980 年 京都市立芸術大学西洋画専攻科修了 1987 年 東京セントラル美術館油絵大賞展優秀賞 1990 年 京都市芸術新人賞 1994 年 大阪市咲くやこの花賞 1999 年 タカシマヤ美術賞 2004 年 文化庁海外派遣研修ミラノ滞在 2009 年 真澄寺別院流響院襖絵制作 2010 年 京都府文化功労賞 現在 京都造形芸術大学教授
作家コメント 面で構成していく制作手法の中で出会う、様々な形のバリエーションと面白さ、そして、空間をシャープなエッジで切り取ることから生まれる緊張感を求めてきました。茶道の道具に形を借りて作ったものたちが茶室とは異なる空間の中でいかに存在を主張できるのか、茶室とは違う関わり方があるのか。川村さんとのコラボレーションに新しい可能性が見つけ出せればと思っています。(清水)
清水 六兵衞 KIYOMIZU Rokubey 1954 京都市生まれ 早稲田大学理工学部建築学科を卒業後、陶芸を始める 1983 朝日陶芸展ʼ 83 でグランプリ受賞 1988 京都市芸術新人賞 受賞 1993 京都府文化賞 奨励賞 受賞 2000 江戸後期より続く清水六兵衞家の八代目を継ぐ 2005 中部国際空港ターミナルビルに作品設置 日本陶磁協会賞 受賞 現在 京都造形芸術大学 教授 国際陶芸アカデミー 会員
※全文提供: ギャラリー恵風
会期: 2011年11月8日(火)-2011年11月20日(日) 会場: ギャラリー恵風
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最終更新 2011年 11月 08日 |