栗棟美里:Complex / Crushed / Condolence |
展覧会
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執筆: カロンズネット編集3
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公開日: 2013年 5月 21日 |
このたびテヅカヤマギャラリーでは、2013年6月7日(金) - 7月6日(土)より、栗棟美里の初めての個展を開催する運びとなりました。
1988年神戸に生まれ、今春京都精華大学院を修了した栗棟は、学生時代より自身の制作に対するコンセプトや表現スタイルを確立し、既に多方面で活躍しています。 記憶に新しいところでは、今年3月に京都市美術館で開催された「 PAT in KYOTO 京都版画トリエンナーレ2013 」において、名だたる実力派のアーティスト達に負けず劣らずの存在感を示しました。また、2011年に弊ギャラリーで行われた、独自のスタイルで写真表現を追求するアーティスト4名によるグループ展「Shashin?」では、初めて作品をご覧になった皆様からもかなりの反響をいただきました。
栗棟は布にプリントされたモノクロームの写真をベースに色彩を載せるという手法をとり、モチーフによってファンデーションや銀箔など、様々な素材を塗り重ねていきます。 まるで時が止まったかのような静寂さに包まれたモノトーンの画面は、作家の注意深い補色によってさらにフォーカスされ、強烈に鑑賞者の記憶に留まります。
今展覧会ではこれまで制作してきた「complex」シリーズに加え、新シリーズ「condolence」「crushed」も展開します。 新たな広がりを見せる栗棟美里の世界にご期待ください。
[作家プロフィール] 栗棟 美里 Misato Kurimune
1988 兵庫県神戸市生まれ 2011 京都精華大学芸術学部メディア造形学科版画コース卒業 2013 京都精華大学大学院芸術研究科博士前期課程版画専攻修了予定
主な展覧会 2008 via art OSAKA 2008 / サンケイブリーゼホール (大阪) 2009 HANGA-CHANGE / ギャラリーマロニエ (京都) 2010 第35回全国大学版画展/町田市立国際版画美術館 (東京) Art and Critique 2010 -Extention- / 成安造形大学メディアギャラリー (滋賀) ART CAMP2010 / ギャラリーヤマグチクンストバウ (大阪) 京展 / 京都市美術館
2011 Re-print / 文房堂ギャラリー (東京) 第36回全国大学版画展 / 町田市立国際版画美術館 (東京) SEIKA×TAMABI版画交流展 / 京都精華大学ギャラリーフロール 烏丸michikusaART / ラクエ四条烏丸・COCON KARASUMA (京都) 版画の断片#3 / 悠創館ギャラリーA (山形) 第5回大学版画展受賞者展 / 文房堂ギャラリー (東京) Shashin? / TEZUKAYAMA GALLERY 京展 / 京都市美術館 前橋アートコンペライブ入賞者展 / 旧ウォーク館 (群馬) 2012 アートフェア東京 Grassland / 藤井大丸 (京都) アート京都 C'est moi ? / ギャラリーメゾンダール (大阪) 京展 / 京都市美術館 Work in progress 2012 / MATSUO MEGUMI+VOICE GALLERY pfs/w (京都) 版画の断面-4 / 東北芸術工科大学 本館7階ギャラリー (山形) 版画の未来図とグローバルヴィジョン / 京都精華大学 ギャラリーフロール Art Toronto / カナダ 2013 Re:Focus / TEZUKAYAMA GALLERY
受賞歴 2010 前橋アートコンペライブ2010 伊東順二審査員特別賞 第35回全国大学版画展 美術館収蔵賞 京展 版画部門 市長賞 2011 第36回全国大学版画展 美術館収蔵賞 2012 京展 版画部門 入選
パブリックコレクション 町田市立国際版画美術館 (東京)
全文提供:テヅカヤマギャラリー
会期:2013年6月7日(金)~2013年7月6日(土) 時間:11:00 - 19:00 休日:土・日 会場:テヅカヤマギャラリー
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最終更新 2013年 6月 07日 |