福島菜菜 個展 「歩く花」 |
展覧会 |
執筆: 記事中参照 |
公開日: 2018年 9月 04日 |
福島菜菜は17歳の時に初めて読んだ夏目漱石の「夢十夜」がきっかけとなり「 歩く花 」のシリーズを描き始めたそうです。庭先の花にも心があるとしたら、彼らは何を思っているのだろうか。漱石の作品群の中でも特異な心象世界のリアルさ、奥行きの深さに感応した福島は、目に見える花の姿と、目には見えない花の心を溶かし合わせるように描き出します。流動する形と幻惑的な色彩をまとった花たちは歩くだけでなく、あたかも言葉を持ち、笑い、踊っているかのようです。 http://galleryk.la.coocan.jp全文提供:Gallery K 会期:2018年9月10日(月) 〜 2018年9月15日(土) |
最終更新 2018年 9月 10日 |