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土屋貴哉+アタカケンタロウ:昨日はどこへいった。
展覧会
執筆: カロンズネット編集3   
公開日: 2013年 5月 14日

 

京都を拠点とするイムラアートギャラリーのセカンドスペースとして、2010年に東京・神楽坂にオープンしたイムラアートギャラリー東京が、2013年5月11日(土)3331 Arts Chiyoda #206に移転しオープンいたします。

新たな場所でのギャラリー再開にあたり、現代のヴィジュアルアートを扱うギャラリーとして、人の知覚を巧に操る土屋貴哉(美術家)とアタカケンタロウ(建築家)に、ギャラリーの新スペースを委ねることにしました。

土屋貴哉とアタカケンタロウよるコラボレーション展「昨日はどこへいった。」は、ギャラリースペースの改装からオープンまでの過程と時間を扱った、映像・建築・オブジェ・ペイントなどの様々なメディアと手法が交錯するインスタレーションプロジェクトです。

撮り集めた「昨日」の集積が、映像としてスペースの壁面に投影され、現存するオブジェ・ペイント・建築と重なって関わりを持ちはじめるとき、私たちの目には昨日と今日が不思議に重なり合い、時系列はねじれ、世界のもう一つの相を感じることができるでしょう。
「昨日はどこへいった。」 ――人の不確かで柔軟な知覚と記憶を介した途端、確定されたはずの「昨日」を探すのは、容易ではないかもしれません。ぜひご高覧いただきますようお願い申し上げます。

[作家プロフィール]
土屋貴哉
美術家。1974年東京都生まれ。2001年東京芸術大学大学院美術研究科修士課程修了。90年代後期より、日常のもの ごと への 最小限の介入をほどこした
作品を制作。それらは、映像・写真・平面・立体・インスタレーションなど、多メディアに渡り展開される。近年は新たな試 みと して PC上で展開するプログラム作品シリーズもスタート。

アタカケンタロウ/安宅研太郎
建築家。1974年埼玉県生れ、2001年東京芸術大学大学院美術研究科建築専攻修士課程修了。2003年にアタカケン タロ ウ建 築計画事務所を設立し、住宅から集合住宅、研修施設、幼稚園、パブリックアートなど様々なプロジェクトを手掛ける。2007年東京建築士会住宅 建築 賞、 2011年日本建築学会作品選奨など受賞多数。現在、東京芸術大学、芝浦工業大学、京都造形芸術大学など6つの大学で非常勤講師を勤めるほか、岩 手県 遠野 市で馬の育成とその堆肥による有機農業を中心とした地域づくりに取り組んでいる。

オープニングトーク
土屋貴哉+アタカケンタロウ
日時 | 2013年5月11日(土)18:30 ~
会場 | 3331 Arts Chiyoda 1Fラウンジ
*トーク終了後、同会場にてレセプションパーティを開催いたします


全文提供:イムラアートギャラリー東京
会期:2013年5月11日(土)~2013年6月2日(日)
時間:12:00 - 19:00
休日:月・火・祝
会場:イムラアートギャラリー東京
最終更新 2013年 5月 11日
 

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