展覧会
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執筆: 記事中参照
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公開日: 2011年 9月 22日 |
作家コメント 最近タイコを習い始めた。 幼少の頃からこの歳になるまで楽器に触れる機会に恵まれず、触れたとしてもせいぜいカラオケと日々の音楽鑑賞(iPod)程度のものなので、若干の不安を抱えつつの参加であった。 まあ、当然の事ながら同期の中で一番習得が遅い。 つまり、巷で言う所の「リズム感」が無いのである。 この歳になるまで音楽に対して受け身であった私の、その音楽に対する願望をこの歳までかなえ続ける手段は絵だった。しかし、モチーフを決めて絵を描く段階で同じ表現活動の一つである、音楽をむりやり内包させるものだから、どこかしらに矛盾を抱えたまま一応の完成を迎える。私の絵はそんな矛盾を肯定し続ける作業の上で成り立っており、それすらも肯定する事により完成を迎える。 つまりは強気でこう叫びたいのだ。 「それでもDANCE!」と。
松本良太 1986 奈良県生まれ 2007 大阪芸術大学付属美術専門学校美術工芸学科プリントメイキング専攻卒業 2009 京都精華大学芸術学部メディア造形学科版画専攻卒業
個展 2010 Oギャラリーeyes(大阪)
グループ展 2005 企画イベントφ-phi(カフェバーオドリコ・大阪) 2006 グループ展 HYBRID(ギャラリー光陽堂・大阪) 2007 京都精華大学版画専攻3回生有志展205H(京都精華大学ギャラリーフロール・京都) 2009 The extracted element 2(Oギャラリーeyes・大阪)
参考文献 酒井千穂:「art scape」2010年8月15日号(レビュー)
※全文提供: Oギャラリーeyes
会期: 2011年9月26日(月)〜2011年10月1日(土) 会場: Oギャラリーeyes
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最終更新 2011年 9月 26日 |