エルムグリーン&ドラッグセット:SUPERMODELS |
展覧会 |
執筆: 記事中参照 |
公開日: 2009年 9月 08日 |
デュオ・アーティスト、エルムグリーン&ドラッグセットの3回目の個展。 ロンドン及びベルリンを活動の拠点とするマイケル・エルムグリーンとインガー・ドラッグセットは、第53回ヴェネツィア・ビエンナーレにおいて、特別賞「Curating Worlds」を受賞した北欧パビリオンに加え、近年ではMUSAC(レオン、2009)、Malmö Konsthall(マルモ、スウェーデン、2007)、The Serpentine Gallery(ロンドン、2006)、テート・モダン(ロンドン、2004)にて個展を開催しています。また近年のグループ展として、ルイジアナ近代美術館(Humlebæk、デンマーク、2009)、横浜トリエンナーレ(2008)、Skulptur Projekte Münster(ミュンスター、ドイツ、2007)での展示が挙げられます。 2008年には、エルムグリーン&ドラッグセットによる、ナチスドイツによって処刑された同性愛者を追悼するための記念碑がベルリンにて落成。横浜トリエンナーレに加えて日本国内ではこれまで森美術館、CCA北九州、越後妻有アートトリエンナーレにて作品を展示しています。 今個展「SUPERMODELS」は、滑稽味あふれる一連の半抽象的な立体作品と写真作品から構成されます。西洋近代抽象彫刻と、ポップで漫画的な形状を融合したこの立体作品は、新たな理想の体型をユーモラスな方法で提示します。 スーパーモデルたるこの立体作品は、複数のファッションデザイナーがデザインした服を身に纏い、実世界の様々な場所でフォトグラファーの宮原夢画氏に撮影され、最終的にこの写真作品と供にギャラリースペースに展示されます。立体作品一体一体が纏う服は、複数の著名デザイナーそして新人デザイナーにより、今回のプロジェクトのために特別にデザインされたものです。 プロジェクト参加デザイナー 全文提供: タカ・イシイギャラリー 会期: 2009年9月5日-2009年10月3日 |
最終更新 2009年 9月 05日 |