山岡敏明:GUTIC STUDY @ Gallery PARC |
展覧会 |
執筆: カロンズネット編集 |
公開日: 2010年 12月 20日 |
1995 年に東京造形大学を卒業した山岡敏明(1972~)は、ドローイングやインスタレーション、映像作品などを中心に、主に東京や関西のギャラリーなどでの発表を続けています。 なかでも、山岡により「GUTIC(グチック)」と名付けられた「普段は目にする事は出来ないが確かに実在する」という謎の量塊についての、思考と探求といえる一連の「GUTIC STUDY (グチック考)」シリーズは、‘92 年にドローイング作品として始まり、‘03 年以降にはインスタレーション作品へと変化しながら、これまでにギャラリーや、時には屋外空間に出現するなどの展開を見せています。 山岡と「GUTIC」がつくりだす虚構と現実が共存するユニークな空間は、私たちの視覚や認識を揺さぶるとともに、「真実」や「世界」が含み持つ「あいまいさ」という存在に気づかせます。また、そこでは、見ること・感じることとともに、「思考」することや「想像」することの楽しさをも、再認識することが出来るのではないでしょうか。 本展では、ギャラリー・パルクの会場にあわせた「GUTIC」シリーズの新作インスタレーションを中心に、ドローイング作品などをあわせて展示いたします。 ※全文提供: Gallery PARC 会期: 2011年1月11日(火)-2011年1月23日(日) |
最終更新 2011年 1月 11日 |