古賀 飛 展 - with cube - |
展覧会 |
執筆: 記事中参照 |
公開日: 2021年 7月 18日 |
平面に描かれた水彩の画面が正6面体に織り込まれたキューブ。それが古賀飛の造形表現の基本単位となっています。そのキューブが置かれ、重なり合うと一つの「場」が生まれます。2次元と3次元の間をつなぐキューブは、内側に宇宙を吸い込み、また隣り合う関係を無限に変化させながら、この世界の多様な表情を紡ぎ出します。自然の姿、自然と人の関係、人と人が作り出す社会、そこに生じる調和、あるいは軋轢。そしてそれらが、止まることなく常に変化し続けているということ。色彩も、形態も十分に抽象化された形式を備えながら、私たちが現実に生きているリアルな「場」を想起させる、それが古賀の造形の魅力です。 http://galleryk.la.coocan.jp全文提供:Gallery K 会期:2021年7月19日(月) 〜 2021年7月24日(土) |
最終更新 2021年 7月 19日 |