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小金沢智

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2010年2月9日更新
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美術評論家。1982年生まれ。2008年3月、明治学院大学大学院文学研究科芸術学専攻博士前期過程修了。専門は日本近現代美術。

  • レビュー執筆:小金沢智 2010年2月9日更新束芋:断面の世代束芋:断面の世代会期:2009年12月11日~2010年03月03日会場:横浜美術館イメージの変化とその変化に伴うイメージの連鎖。そして、その中に組み込まれる社会性。それこそ、映像であれ挿絵であれ、《にっぽんの台所》で一九九九年にデビューし、二〇〇九年で十年になる束芋の創作に認められる一貫性である。
  • レビュー執筆:小金沢智 2010年2月4日更新THE LIBRARY+この場所でTHE LIBRARY+この場所で会期:2009年10月24日~2009年12月20日会場:静岡アートギャラリー携帯電話にノートパソコン、携帯型ゲーム機などポータブルで便利なものは私たちの身の回りに溢れている。けれども「ポータブル」なものを考えたとき、その代表は「本」ではあるまいか。しかし、ある本が一冊しか存在せず、特定の場所でしか見ることができなかったならばどんなに........
  • レビュー執筆:小金沢智 2010年1月28日更新大西伸明:Chain大西伸明:Chain会期:2009年12月19日~2010年01月23日会場:ギャラリーノマル六百七十二匹の蝶が壁にぺったりと貼り付けられている。なぜ数がわかるかというと丁寧に全部数えたからではもちろんなく、整然と横二十一匹、縦三十二匹の列になっていたからだ。それぞれは標本のように中心を虫ピンで留められている。ただ、その蝶の隊列は斜めになっている。それゆ........
  • レビュー執筆:小金沢智 2010年1月25日更新内藤礼:すべて動物は、世界の内にちょうど水の中に水があるように存在している内藤礼:すべて動物は、世界の内にちょうど水の中に水があるように存在している会期:2009年11月14日~2010年01月24日会場:神奈川県立近代美術館 鎌倉館照明の落ちた二階の第一展示室。展示ケースに入っている、テキスタイルの上に置かれた豆電球のまとまりが唯一の灯りである。傍らにはリボンやボタンによるままごとの跡のようなまとまりもある。欽一のサイズの風船が天井から吊るされ浮かんでいる。観客は展示ケースの中........
  • レビュー執筆:小金沢智 2010年1月21日更新稲富淳輔:月よむ骨稲富淳輔:月よむ骨会期:2009年12月19日~2009年12月25日会場:ギャラリー歩歩琳堂うつわの口から底を見る。するとそこには星があった。黒い星々がまばらに輝いていた。うつわの白地に浮かぶ星は、日中の青空に浮かぶ月のように夜空でのそれとは違うかたちでその存在を際立たせていた。
  • 編集部ノート執筆:小金沢智 2010年1月20日更新小谷元彦:Hollow小谷元彦:Hollow会期:2009年12月17日~2010年03月28日会場:メゾンエルメス8Fフォーラムとにかく軽い。実際の重さは知らない。視覚的に、ということだ。理由はすべからく白いこと、その一点に尽きる。ふわりふわりと宙に浮かぶもの、地上に居ながら天空を志向するもの。FRPによって作られた数々の《HOLLOW》(2009年)は、さながら「彫刻」の亡........
  • アートワークDB執筆:小金沢智 2010年1月19日更新hand vase / 東信hand vase / 東信波佐見焼による東初の一輪挿し花器。《hand vase》としては2005年の構想段階から、2009年のAMPGでの発表を経て、今回の焼物に至るという経緯を持つ。AMPGで発表された作品はマネキンの手に医療用白手袋をはめ、様々なポージングをさせたものだった。 長崎県東彼杵郡波佐見町で生産される波佐見焼による《hand vase》は、色こそ白........
  • レビュー執筆:小金沢智 2010年1月18日更新オノ・ヨーコ:A HOLEオノ・ヨーコ:A HOLE会期:2009年12月05日~2009年12月25日会場:Gallery 360°壁面にガラス板が展示され、中央の展示台にもガラス板が設置されている。いずれのガラス板にもヒビが入っているが、そのヒビの原因が銃によるものと想像するのは、ガラス板全体を巻き込み、いびつなヒビを作りながら中央に空いている小さな「穴」の存在から・・・
  • 編集部ノート執筆:小金沢智 2010年1月15日更新上田暁子:内庭の無限上田暁子:内庭の無限会期:2010年01月11日~2010年01月16日会場:ギャラリー・ビー・トウキョウ二〇〇九年のシェル美術賞で「家村珠代審査員賞」を受賞した上田の個展。ヒルサイドフォーラムでの展示時はもちろん受賞作《内庭の無限》(油彩・キャンバス、112.1×145.5cm、2009年)一点のみの展示だったが、今回の個展では同作を始めとする油彩とド........
  • アートワークDB執筆:小金沢智 2010年1月15日更新Plants of remembrance_0-21 Fukum / 東信Plants of remembrance_0-21 Fukum / 東信AMPGでの二年間の作品発表を終え、東の故郷である福岡県の三菱地所アルティアムで開催された「AMPG vol.25」第四期で発表された作品。地元の福間町で採集した松と竹の子を使用しており、発表時会場では採集の様子も含む映像が流された。作品周囲の床面には東によるドローイングが施されており、およそ一般的なギャラリーには似つかわしくない土も撒か........
  • 編集部ノート執筆:小金沢智 2010年1月15日更新第4回shiseido art egg第4回shiseido art egg会期:2010年01月08日~2010年03月28日会場:資生堂ギャラリー波紋状に切り取った色とりどりのカッティングシートとビニールシートを床面、壁面には重層的に貼り付け、天井からはモビールのごとく垂れ下げることで空間を構成。見渡すかぎりが鮮やかな色で満たされ、色彩と形態のダイナミズムを感じることができる。ただ、入場の際シューズカバー........
  • レビュー執筆:小金沢智 2010年1月14日更新Sticky Sloppy LumpySticky Sloppy Lumpy会期:2009年12月09日~2009年12月24日会場:TURNER GALLERY通常、展覧会が始まってからその内容が大きく変更されることはない。内容とは作品のことである。つまり会期の始まりで展示されている作品は基本的に終わりにもある。確かに、作品の破損や機器の故障、あるいは作品が「不適切」であると判断された場合や、そもそも長期に........
  • 編集部ノート執筆:小金沢智 2010年1月14日更新モリ-ノミヤマ:モエイヅルPOPモリ-ノミヤマ:モエイヅルPOP会期:2009年12月18日~2010年01月23日会場:ギャラリー・ショウ・コンテンポラリー・アートギャラリースタッフによって結成された「モリ-ノミヤマ」なるアートユニットが、独自のPOP解釈により古今東西の作品をピックアップした展覧会。開廊当初よりアンディ•ウォーホルを始めとするポップ•アートの紹介に尽力してきたギャラリーらしい企........
  • 編集部ノート執筆:小金沢智 2010年1月14日更新日常 場違い日常 場違い会期:2009年12月16日~2010年01月23日会場:神奈川県民ホールギャラリー雨宮庸介、泉太郎、木村太陽、
久保田弘成、
佐藤恵子、
藤堂良門の六名が私たちの日常に〈場違い〉を闖入させる。作品は映像、インスタレーション、立体など幅広く、とにかく笑ってしまう作品が目立つ。一部を紹介しよう。 
久保田弘成の自動車を回転させるパフォー........
  • アートワークDB執筆:小金沢智 2010年1月13日更新Distortion×Flowers / 東信Distortion×Flowers / 東信個展「Distortion×Flowers」で発表された写真作品。一点のエフェクターを中心に、様々な種類の鮮やかな花や植物がコラージュのごとく全体を密に構成している。音楽で音響効果を与えるために使われる機器のエフェクターの使用が導くのは、植物の音楽的要素、すなわち時間との密接な関係である。東の作品で、これほどわかりやすいかたちで生命力があ........
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