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異界へと通じる「瀬戸内国際芸術祭 2016」・夏の行路――宮浦ギャラリー六区の丹羽良徳とドンドロ浜商店のパトリック・ツァイ

author: F.アツミ 

published: Aug 5,2016

【新着レビュー!】宝石のように海に散りばめられた光の照り返しに包まれて、宇野港から直島へのフェリーで瀬戸内国際芸術祭 2016 夏を訪れた。第3回目となる今回の芸術祭では、春・夏・秋の3期に分かれて、国内外から200を超える作品が瀬戸内の島々を彩ることになる。

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6AM中心と端もない6PM 展

author: 宮坂 直樹 

published: Jan 16,2015

2014年7月、馬喰町に「Alainistheonlyone」という名のコマーシャルギャラリーがオープンした。こけら落としは、今年3月、京都市立芸術大学大学院を修了したばかりの谷中佑輔の個展である。谷中は今年に入って『アートアワードトーキョー丸の内2014』 でグランプリを受賞したほか、既に複数のグループ展に参加するなど、活躍の目覚ましい作家である。

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浅野綾花:ここに住んでいる

author: 黒木 杏紀 

published: Dec 9,2014

日々の生活の中で、私たちはたくさんのことを感じながら生きている。そして、その大部分は忘れさられていき、ときに鮮烈な感情は記憶として残される。確かなのは、消えゆくものも深く心に刻みこまれたものも含めて、その積み重ねで今の自分がいるということだ。

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コンダンサシオン:アーティスト・イン・レジデンス展

author: 宮坂 直樹 

published: Jul 2,2014

凝縮、集中、圧縮、要約という意味の「コンダンサシオン」を名に持つ展覧会が、3月20日より6月30日まで銀座メゾンエルメスで開催された。

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余裕と優しさ

author: 安河内 宏法 

published: May 14,2014

美術作家の木内貴志が同時期に開催したふたつの個展は『続 木内貴志とその時代~さようならキウチさん~』(Gallery PARC/京都)、『続続 木内貴志とその時代~帰ってきたキウチさん~』(GALLERY wks./大阪)と題されていて、前者では新作が、後者では過去作が展覧されていた。

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新・方法とハイレッド・センターに関する考察-アップローディング・イヴェントを通じて

author: 石井 香絵 

published: May 2,2014

2011年8月27日、「新・方法」の平間貴大、馬場省吾、中ザワヒデキは「アップローディング・イヴェント」を開催した。事前に公開されたイヴェントの告知文は、以下のような内容であった。

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《Music for Plants》大友良英の場合―ピーター・コフィン《Untitled (Greenhouse)》での演奏を中心に

author: 田中 麻帆 

published: Apr 5,2014

音楽は誰のために、そして何のためにあるのだろう。当然、これは人によって様々な答えを生む問いであり、明確な意義を即答できるはずもない。音楽を「アート」に置き換えてみても、そこに別の言葉―地名、機関、施設―を当てはめたとしても、また然りである。しかし甚大な事故が起きた時、あるいは大規模な利害が絡む時、周囲にいる私たちはこの自明の前提が見えなくなってしまうのかも知れない。筆者は、ミュージシャン大友良英による活動を通して、このことについて考える機会を得た。

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アートホーリーメン《HORYMANと鯱》

author: 石井 香絵 

published: Mar 22,2014

《HORYMANと鯱》はアートホーリーメンが長年にわたって描き続けてきた長編作だ。大小さまざまな用紙にコマ割りされ、ふきだしや文字とともに描かれた大量の絵画群は、読み物としてはマンガだが、展示物として観ればドローイング作品でもある。

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ドキュメンタリー映画『キューティー&ボクサー』

author: 田中 みずき 

published: Jan 16,2014

気持ちの良い位やんちゃな生き様で、存在を知ってしまったら目を離せなくなる男が一人居る。

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宮永愛子:なかそら -空中空-

author: 黒木 杏紀 

published: Dec 31,2012

会期:2012年10月13日(土)~12月24日(月・休) 会場:国立国際美術館
宮永愛子が作り出すナフタリンのオブジェと記憶というのは似ているのではないだろうか。記憶は経験した瞬間から時間とともに移ろい忘却の一途をたどるが、それは消失するのではなく、新しい経験値として蓄積され個人の趣味嗜好や価値観や人格の形成に影響をおよぼす。

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郷土作家展 吉本直子・久保健史・浅田暢夫:内包の布 空間の石 存在の写真

author: 黒木 杏紀 

published: Nov 24,2012

会期:2012年9月13日~10月21日 会場:姫路市立美術館
世界遺産である姫路城に隣接する姫路市立美術館で開催された郷土作家展は、播磨ゆかりの3人の作家吉本直子、久保健史、浅田暢夫と美術館が相互協力する中で実現された。

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園子温監督映画「希望の国」

author: 田中 みずき 

published: Nov 6,2012

公開日: 2012年10月20日(土)より、各地域順次公開
本作は、問題作だ。東日本大震災の後の、「長島県」という架空の土地を舞台にした物語である。「福島県」とも「広島県」とも「長崎県」とも似た名前の「長島県」には、牛の牧畜を営む若夫婦と老いた両親、そしてそのご近所の家族らが暮している。ある日、大震災が起き、長島県にあった原子力発電所が爆発する。若夫婦は父親に強いられ避難し、老いた両親は家に残る。そこから、物語が始まる。

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笹川治子:case.D

author: 黒木 杏紀 

published: Nov 2,2012

会期: 2012年9月1日(土)~2012年9月17日(日) 会場:Yoshimi Arts
私たちは科学技術の発展によって得られた便利さを当たり前のように生活に取り込んでいる。知りたい情報は即時手に入り、気温にかかわらず快適な室内で過ごすことができ、日常のルーティン作業は効率化し、死ぬはずの命でさえ長らえさせることができるようになった。一方、その裏で見落としているものはないだろうか。

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最後の手段:深山にて

author: 田中 麻帆 

published: Aug 9,2012

会期: 2012年5月12日(土)~2012年7月14日(土) 会場:OVER THE BORDER
木々の繁る山の中、少女がさまよっている。彼女は歩くたび、自分の皮を破って進んでいて、後ろには分身のような抜け殻が点々と残る。これは夢の中の風景なのだろうか?

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影に吠える

author: 田中 麻帆 

published: Aug 3,2012

会期: 2012年6月16日(土)~2012年7月14日(土) 会場:AI KOWADA GALLERY
月に吠える」ではなく、「影に吠える」。遠く手の届かないものではなく、あくまで身近な、例えば自分自身の影から出発しているような、率直な発露。そして「影」という言葉からは想像もつかないほど、四者四様の色鮮やかな画面が並ぶ。

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第5回写真「1_WALL」グランプリ受賞者個展 清水裕貴展「ホワイトサンズ」

author: 田中 麻帆 

published: Jul 28,2012

会期: 2012年6月25日(月)~2012年7月12日(木) 会場:ガーディアン・ガーデン
「ホワイトサンズ」は、アメリカ・ニューメキシコ州に位置する白い砂丘の名前である。ただし、展示の一連の写真の中では、この「白い砂」は単に特定の地名ではなく、砂漠になり、白い雪にもなり、朽ちた木、洗車場の廃液にさえなる、変幻自在で可塑的なイメージをはらむ。もしかすると、この風景を満たす透き通った陽光も「ホワイトサンズ」のイメージの一部かもしれない。

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メグロアドレス−都会に生きる作家展

author: 富田 陽香 

published: Jul 2,2012

会期: 2012年2月7日(火)~2012年4月1日(日) 会場:目黒区美術館
現代において、人、物、音、建物などあらゆる情報に囲まれている都会での生活。たくさんの物が溢れるこの都会で、私たちが日頃見ているものは一体何か。どれだけの物と関わり、考え生きているのか。目黒区美術館で開催された本展覧会は、東京都目黒区に住んでいる(もしくは住んでいた)、現在活躍中の1組と5人の作家、青山悟と平石博一、今井智己、須藤由希子、長坂常、南川史門、保井智貴によるグループ展だ。

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Exhibition as media 2011(メディアとしての展覧会) 梅田哲也:大きなことを小さくみせる

author: 黒木 杏紀 

published: Apr 2,2012

会期:2011年11月12日~2011年12月4日 会場:神戸アートビレッジセンター
手を触れるだけの機器類、リモコン操作の家電、人の動きを感知して点灯するライトや開くドア。間髪おかずに反応してくれるのが通常だ。その便利さに慣れていると、今回の展覧会はちょっと勝手が違った。

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旅の記憶-好宮佐知子展

author: 富田 陽香 

published: Mar 16,2012

会期:2011年12月3日~2011年12月25日 会場:ギャラリー惺SATORU
好宮佐知子(1977〜)の作品には、私たちの日常生活の中で普段は意識しなくとも、必ずそこにある「光」や「影」が表されている。彼女は2011年3月、東日本大震災のすぐあとに、アメリカ、そしてスペインへと渡った。そして日本に帰国し、改めて日常の風景を目にする。「旅の記憶」と題された本展では、作家の記憶に留まった異国の風景と、震災を経て見つめなおした身近な風景を描いた水彩画、フレスコ画20作品が展示されている。

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ルー・ヤン《復活! 水中カエルゾンビバレエ Revived Zombie Frogs Underwater Ballet》 レジデンス成果展

author: 山内 泰 

published: Mar 15,2012

会期:2011年11月12日~2011年11月27日 会場:福岡アジア美術館
ユジャ・ワンという中国の恐るべき女性ピアニストがいる。弱冠24歳、日本のメディアでは「第二のアルゲリッチ 」と言われているが、実際はアルゲリッチとは全然違う。ユジャ・ワンのピアノは、有機的な生き物であるかのように演奏されるべき西洋クラシック音楽を、異常なまでに精巧に作られた機械として容赦なく描き出す。そんな音楽は、西洋はもちろん、南米のアルゲリッチからも聴かれなかったものだ。中国上海出身の27歳の女性アーティスト、ルー・ヤンに覚える戦慄も、ユジャ・ワンのそれに近い。

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水・火・大地 創造の源を求めて

author: 石井香絵 

published: Nov 24,2011

会期:2011年4月9日~2011年6月12日 会場:熊本市現代美術館 
九州新幹線全線開業を記念して、熊本市現代美術館で意欲的な展覧会が開催された。この地が誇る広大で豊かな自然環境をテーマに、国内外で活躍する作家八人の作品を集めた「水・火・大地-創造の源を求めて」展である。


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