本展は今年8月に行われた東京・青山のHB gallery主催のファイルコンペVol.23鈴木成一賞受賞展示の巡回展となります。


ータイトルの「あるいは、ガランとした空洞」は

好きなアニメ映画「銀河鉄道の夜」（ねこのやつです）の

台詞を少し引用しています

自分はずっと木の枝や木々の形ばかりを描いてきたのですが、
最近はその形がだんだんなくなって、違う形になって来ました

が、それは他の人から見たら

「”あるいは、風か水や、ガランとした空に見えやしないか”ということなのです」

気になった方は「銀河鉄道の夜」をぜひご覧になってください

細野 晴臣さんの音楽が最高です 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ー狩野岳朗ウエブサイトより


狩野は当初から一貫して木の枝や木々の形をモチーフとして来ました。
それは徐々に抽象的に変化していっています。
しかし彼の絵に漂う木々の存在、水の清涼、空気の静謐…そういった森の静寂感は変わらないのです。

書籍の装丁などで彼の絵を目にする機会も増えている今、注目の画家・狩野岳朗の関西での個展、お見逃しなく。

期間中、ガリ版ワークショップを開催（予定）。

［作家プロフィール］
狩野岳朗／かのうたけろう

油絵を中心に活動。本の装画やCD ジャケット、デザインを手がける。
杉並区高円寺で古道具屋 「IONIO&ETNA」（http://www.ionioetna.com）を運営。

・2013年度 HB GalleryファイルコンペVol.23 鈴木成一賞 受賞
・2011年 第180回　ザ・チョイス 入選（日下潤一氏　選）
・2011年 第178回　ザ・チョイス 入選（横山裕一氏　選）
・2010年 第28回　ザ・チョイス大賞 入賞
・2010年 第171回　ザ・チョイス 入選（池田進吾氏　選）