| EN |

コレクション展 2013 –夏
展覧会
執筆: 記事中参照   
公開日: 2013年 6月 19日

稗田一穂《羽化》1959(昭和34)顔料、紙 155.3×112.3

和歌山県立近代美術館は1963(昭和38)年に和歌山城の敷地内に開館した和歌山県立美術館を前身として、1970(昭和45)年、県民文化会館内に和歌山県立近代美術館として開館し、そこで23年あまりの活動を続けた後、1994(平成6)年7月に黒川紀章の設計による現在の建物でリニューアルオープンしました。2013(平成25)年は、県の美術館として発足してから50年を迎えます。

当館の特色は、設立当初から紹介をしてきた和歌山ゆかりの芸術家たちによる優れた作品群を軸に、関西、日本、海外へと関連づけて充実させてきた、総数1万点を越すコレクションの豊かさにあります。コレクション展では、その幅広い美術表現に接していただけるよう、季節ごとに展示替えをしながらさまざまな観点から作品紹介を続けています。

今回の展示では、まず「夏の便り」のコーナーを設けました。暮らしのなかで発見できる初夏から秋への季節の移ろい、生命のきらめきを作品のなかにも探すことが、美術をより身近に感じていただくきっかけとなるでしょう。「和歌山ゆかりの作家と近現代の美術」とあわせて充実したコレクションを存分にお楽しみください。出品点数は約100点の予定です。

【主な出品作家・作品(予定)】
村井正誠《水浴》1930(昭和5)油彩、キャンバス 98.8×80.8
川端龍子《雷雨》1936(昭和11)顔料、墨、紙 173.0×342.0
稗田一穂《羽化》1959(昭和34)顔料、紙 155.3×112.3


●【家族でお出かけ節電キャンペーン】を実施いたします。
7月17日(水)〜8月30日(金)の平日は料金半額となります。

全文提供:和歌山県立近代美術館


会期:2013年6月8日(土)~2013年9月1日(日)
時間:9:30 - 17:00(入館は16:30まで)
休日:月(7月15日(月)は開館し、翌16日(火)は休館
会場:和歌山県立近代美術館)

最終更新 2013年 6月 08日
 

関連情報


| EN |