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熊谷直人:p
展覧会
執筆: 記事中参照   
公開日: 2009年 7月 07日

画像提供:ギャラリー テオ

7月と9月、2期に渡り、熊谷直人展「p d」を開催いたします。熊谷は植物を主なモチーフに、その形体、色彩、質感、存在感を通して、独自の表現を続けてきました。

「植物の姿よりも存在感、別の言葉で言うなら気配とか、植物ならではの「かんじ」、植物を見た時の手触りみたいなものへの興味が大きくなりました。僕の作品の存在感を植物のようなものにしたいと思っています。」

熊谷直人展「p d」では、7月にペインティング(p)、9月にドローイング(d)の作品を展示します。ドローイングの作品をまとめて発表するのは初の試みです。植物をモチーフとして独特な存在感を放つぺインティングの作品に対し、ドローイングの作品は、モチーフや手法、メディアも多様化され、より実験性が強く、生き生きとした表現になっています。 “p”と“d”の両展示を通して、彼の表現の新たな側面を発見する場となればと思います。また、来年には新宿の東京オペラシティに於ける展覧会も予定しています。余分なものを次々とそぎ落として、より存在そのものを感じさせるペインティングの作品達と、熊谷の日常な目線をよりリアルに捕らえたドローイングの作品達を合わせて、是非ご高覧下さい。 オープニングレセプション:7月18日土曜日、午後6時~8時

※全文提供: ギャラリー テオ

最終更新 2009年 7月 18日
 

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