ベアーテ・ミュラー:Lichtbilder光の絵画 |
展覧会
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執筆: カロンズネット編集3
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公開日: 2013年 6月 07日 |
タグチファインアートでは、ベアーテ・ミュラーの写真集「Lichtbilder (Light Picture)」の出版を機に、上記の期間約5週間にわたり作品展示を行います。
ベアーテ・ミュラーは1965年ドイツ、ケルン近郊のベルギッシュ・グラッドバッハ生まれ。1984年からアーヘン専門大学で、その後1989年から1994年までデュッセルドルフ美術大学でグラフィックを学び、フランツ・エッゲンシュウィラーからマイスター・シューラーリン資格を取得しました。以来、アーヘンとケルンを拠点にグラフィックデザイナーとして活動してきましたが、現在は写真作品やコラージュ作品の制作へ仕事の比重を移しています。
彼女にとって写真は、絵画が画家にとってそうであるような、自らが探求したい世界を表現するための手段です。彼女は自らのヴィジョンやリアリティーが出現する機会に備えて常に準備し、平穏で平凡な日常世界を見渡します。ある時ある場所で、様々な素材の質感や、それらの構造や構成、色彩や光のコンビネーションのなかにそれは実現し、彼女はその瞬間を確実に捉えます。何気ないスナップショットですが、私たちが普段目にしているこの世界がいかに美しいものであるかを思い出させてくれます。
昨年春のタグチファインアートでの個展がベアーテ・ミュラーの世界初の個展でしたが、この度、かねてより準備されていた彼女の作品集がドイツ、ハイデルベルクのケーラー社から出版される運びとなりました。
全文提供:タグチファインアート
会期:2013年6月29日(土)~2013年8月3日(日) 時間:13:00 - 19:00 休日:日・月・祝 会場:タグチファインアート
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最終更新 2013年 6月 29日 |