青木良太 展 |
展覧会 |
執筆: 記事中参照 |
公開日: 2013年 6月 03日 |
シャープで洗練されたフォルム、色彩豊かに輝く金属風の光沢、光にかざすと透けるような白磁。青木良太は器の文化の伝統をふまえながら、現代的な感性で独創的な作品を制作しています。今までに誰も見たことがない、きれいなものを生み出したいと、何万ものテストピースによる釉薬の研究を続け、通常なら素焼きの後にかける釉薬を磁土に混ぜ込む独特の技法や、また金、銀、プラチナなどの素材も用い、伝統と現代の感覚の融合を試みます。型にはまらない自由な発想と好奇心、研ぎすまされた美意識と技術力で日常の器から茶道具、彫刻まで、次々と新しい作品を発表する青木良太。またファッションやデザインの分野とのコラボレーションも行い、陶芸の可能性を発見し続けているとともにその魅力を広く伝えています。 [作家プロフィール] Sidney Myer Fund International Ceramics Award・銀賞(2004, オーストラリア)、International Triennial of Silicate Arts・銀賞(2005、ハンガリー)、テーブルウェアフェスティバル・グランプリ(2006)、4th World Ceramic Biennale 2007 Korea・銀賞(2007、韓国)、台湾国際陶芸ビエンナーレ・特別賞(2008、台湾)他多数受賞。日本各地、そしてニューヨークやロサンゼルスなど、海外でも個展を多数開催。また、陶芸業界を盛り上げるために旗上げされた陶芸家による組織「IKEYAN☆」のリーダーとしても活躍。小山登美夫ギャラリーでは3回目の個展となります。 全文提供:TKG エディションズ 京都 会期:2013年5月31日(金)~2013年6月15日(土) |
最終更新 2013年 5月 31日 |