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村田タマ:タマテバコ
展覧会
執筆: カロンズネット編集3   
公開日: 2013年 5月 07日

 

[作家コメント]
自分の幸せな少女時代に別れを告げるために「大人になる為の通過儀礼」として、自身を「少女」として被写体にし、作品ひとつひとつに魔法をかけながら制作している。作品は手作りの小物たちを使いながら、自らを被写体として童話のような世界を描く、イノセントな作家。
写真家・村田兼一のもとでモデルとアシスタントをしていく中で、2012年より自身でも作品を作り始める。タマがスカートをたくし上げると星屑のように色々な物語がこぼれ落ちた。
少女が見る夢と、ほろほろと零れ落ちる涙と、薔薇色に色づく頬の赤らみを、手探りで掻き集めたのが『タマテバコ』だ。蓋を開けると年老う呪いの箱に、タマは開けると少女に戻る呪いをかけた。
あなたは箱の中にどんな宇宙を見るだろうか。(文・村田兼一)

[作家プロフィール]
Tama MURATA : 写真家
2012年9月 神保町画廊 /初個展
「玉手厘」
2013年4月 神保町画廊/口枷屋モイラ・村田タマ二人展
「少女ロイド」

25日16時パーティー


全文提供:乙画廊
会期:2013年5月24日(金)~2013年6月1日(土)
会場:乙画廊
最終更新 2013年 5月 24日
 

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