登山博文 展 |
展覧会 |
執筆: カロンズネット編集3 |
公開日: 2013年 5月 07日 |
タカ・イシイギャラリーは4月27日から5日18日まで、登山博文の個展を開催いたします。1967年に福岡県に生まれた登山は現在名古屋を拠点に活動し、これまであいちトリエンナーレ(2010年、名古屋)や「放課後のはらっぱ 櫃田伸也とその教え子たち」愛知県美術館・名古屋市美術館(2009年、名古屋)などに参加。タカ・イシイギャラリー初個展となる本展では、新作のペインティング作品約10点を発表いたします。 線をひく 登山は愛知県立芸術大学卒業後から一貫して、線や面、色彩などの造形要素や、それらの描き方や描く順序などを手がかりとして、また規範として、絵画の生成過程そのものに向き合ってきました。線が意図を帯びないよう、ブラインド・ドローイング作品を制作するなど試行錯誤を繰り返す登山の姿勢は、絵画を何らかのツールとしてではなく、絵画そのものとして成り立たせようとするものとも言えるでしょう。こうして、仕上げるのではなくでき上がる絵画には、描くという行為そのものが現れるかのようです。探求の幅をいっそう広げつつある登山の最新作を、是非この機会にご高覧ください。 クロージング・レセプション:5月18日(土) 全文提供:タカ・イシイギャラリー 会期:2013年4月27日(土)~2013年5月18日(火) |
最終更新 2013年 4月 27日 |